写真は下妻運航所から午後に見えた雲の様子です。
すぐ上空にある雲と、遠くの方に見える雲の種類が違うことが分かりますか。
遠くの方にある雲はモコモコとした形の雲ですが、近くのすぐ上にある雲は空一面を覆っているように、雲の形が違って見えます。
遠くの雲は積雲系の雲で、近くの雲は層雲系の雲と言います。
雲の形の違いは、上昇気流のスピードの違いによるもので、積雲系の雲の方が上昇気流の速度が速く、モコモコと上へ上へと発達していきます。
さらにもっと上昇気流の速度が速く、パイロットが避けなければいけない雲に積乱雲がありますが、パイロットには気象の情報をリアルタイムで知ることができるシステムがあるので、間違って積乱雲の方に飛んでいくことはありません。
アルファーアビエィションで学ぶ飛行機訓練生、ヘリコプター訓練生ともに、座学でしっかりと気象の勉強を教わり安全に飛行しています。