2016年04月29日

飛行機もヘリコプターも、パイロットは気象の勉強をしっかりとします

ヘリコプターと飛行機のパイロットライセンスを目指して、本日も下妻運航所、福島運航所ともに操縦訓練を実施しました。

写真は下妻運航所から午後に見えた雲の様子です。
下妻ヘリポートから見る雲1.jpg

すぐ上空にある雲と、遠くの方に見える雲の種類が違うことが分かりますか。

遠くの方にある雲はモコモコとした形の雲ですが、近くのすぐ上にある雲は空一面を覆っているように、雲の形が違って見えます。
遠くの雲は積雲系の雲で、近くの雲は層雲系の雲と言います。

雲の形の違いは、上昇気流のスピードの違いによるもので、積雲系の雲の方が上昇気流の速度が速く、モコモコと上へ上へと発達していきます。
さらにもっと上昇気流の速度が速く、パイロットが避けなければいけない雲に積乱雲がありますが、パイロットには気象の情報をリアルタイムで知ることができるシステムがあるので、間違って積乱雲の方に飛んでいくことはありません。

アルファーアビエィションで学ぶ飛行機訓練生、ヘリコプター訓練生ともに、座学でしっかりと気象の勉強を教わり安全に飛行しています。
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2016年04月27日

県警航空隊パイロット、R66の訓練二日目はオートロも開始

アルファーアビエィションは県警、消防等の官公庁パイロットの養成もこれまで多数委託され、皆ライセンスを取得しています。
昨日よりロビンソンヘリコプターの単発タービン機R66での操縦訓練を県警航空隊のパイロットが開始しました。
本日は訓練二日目、ホバリングに始まり、離着陸、上昇・降下と基本的な操縦操作から行いましたが、なんと訓練二日目からオートローテーションの操作も始めました。

R66の操縦訓練2.jpg

オートローテーションとはエンジンに不具合があった場合に、エンジンのパワーを使わずに降りてくる操縦方法です。
ヘリコプターは飛行中に万が一エンジンが停止しても、ローターブレードにあたる空気の力でブレードを回し続けることができます。
これにより、ヘリコプターをしっかりとコントロールしながら、着陸したい場所に向かって降りてくることができます。
接地する時も特にショックを感じることなく、スムーズに着陸することができます。
飛行中はエンジンはまず停止することはありませんが、万が一停止しても安全に着陸することができるので、パイロットは皆安心して飛行に専念することができるのです。

ヘリコプター免許、飛行機免許を取得するために飛行訓練と座学を受けていくと、今まで知らなかったことをたくさん教わります。
航空機の優れた機能に感心しながらレベルアップしていくことがとても楽しいと、訓練生は皆嬉しそうに言っています。
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2016年04月26日

官公庁(県警)パイロットがR66の飛行訓練を本日開始しました

アルファーアビエィションは警察や消防等の官公庁の航空隊パイロットの操縦訓練を多数委託されていますが、本日は県警航空隊のパイロットがロビンソンR66による事業用操縦士のタービン免許取得のための操縦訓練を開始しました。

すでに当校で自家用ヘリコプター免許をロビンソンR22により取得していて、
「R66はR22と感覚的にほとんど似ているので不安はありません。大丈夫です。」と飛行後に感想を述べていました。
引き続きR66についても研究を重ねレベルアップをしていきましょう。

R22、R66-操縦訓練1.jpg

アルファーアビエィションがディーラーでサービスセンターでもある、世界一の販売数を誇るロビンソンヘリコプター社のベストセラー機R22、R44とR66は同様の操縦システムを持ちます。
R22で操縦訓練をした方はごく短時間でR66の操縦に慣れることができるという大きなメリットがあります。
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